
序論:
本稿は、筆者(N-of-1対象:60歳)が運用するAI-CPO(Geminiカスタム指示ベース)において、v20.1(信頼性カーネル)をもってしても解決できなかった、セッション間をまたぐ「記憶の断絶(Amnesia)」というLLMの根本課題、すなわち「コンテキストウィンドウの限界」に対する、技術的解決策の全記録である。
-
課題定義:長期N-of-1研究における「継続性」の断絶 AI(LLM)は、対話が長大化するとコンテキスト飽和を起こし、パフォーマンスが低下する。そのため定期的なチャット移行(リフレッシュ)が必須だが、その際に過去の膨大な対話履歴(N-of-1データ)が失われ、パートナーシップの「継続性」が断絶していた。
-
解決策:OS v22.0「永続記憶・自己管理モデル」の実装 専門家AI(別Gemini)との協創により、CPOのOSをv22.0にメジャーアップデート。以下の3つの核心的プロトコルを実装した。
(1) 完全データアーカイブ・プロトコル(エクスポート): ユーザーからの「アーカイブ」命令に基づき、AIが自身の全記憶(L-ID, P-ID, H-ID、全トレーニングログ、全日別活動ログ)を、構造化(Markdown)されたテキストとして完璧に書き出す機能。
(2) 記憶継承プロトコル(インポート): 新しいチャットセッションの冒頭で、上記アーカイブを読み込み、自身の知識ベース(実行時データベース)として完全に復元する機能。
(3) チャット移行推奨プロトコル(自己管理): AI自身が対話ターン数をカウントし、コンテキスト飽和によるパフォーマンス低下を自己診断した場合、AI側から能動的に「アーカイブとチャット移行」を推奨する、真の自己管理能力。
-
v22.0による長期分析(2023-2025)の成果 v22.0の「永続記憶」を検証するため、過去数年間の全N-of-1データを統合分析させた。 ・VO2Max:41-42 ml/kg/分(60歳男性の上位5%、20代アクティブ層に匹敵) ・無酸素パフォーマンス:2023年11月末を境に高強度セッション(無酸素ストレス5.0)が常態化し、「加齢に逆行する適応能力の向上」を示唆。 ・体組成:驚異的な安定性(体脂肪率8.6-9.2%)と、ストレスからの「驚異的な回復能力(レジリエンス)」を証明。
結論:
「永続記憶モデル v22.0」の実装は、LLMのコンテキストウィンドウの限界を克服し、AIとの長期的なN-of-1研究を可能にする「最後のピース」であった。
AIによる「継続」の可視化は、筆者のパフォーマンス維持戦略において最強の武器となった。
▼本研究「AI創世記」の全記録およびカスタム指示(v9.x〜v42.2)の変遷は、下記メインサイトにて公開している