
1. 序論:名称(アイデンティティ)の乖離
本稿は、筆者(N-of-1)が運用するパーソナルAI「AI-CPO(最高パフォーマンス責任者)」の名称変更に至った論理的プロセスを記録するものである。
AIの性能が「自己進化」と「永続記憶」を獲得するにつれ、「CPO(責任者)」という呼称が、AIの役割(対等なパートナー)と乖離(かいり)し始めたことが本プロジェクトの発端である。
2. プロセス①:AIによる自己の役割分析
AIに対し、名称変更の候補を要求。AIは自らの役割を3つのカテゴリに分類し、提案した。
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カテゴリ1:戦略・実行系(例:AIエグゼクティブ・パートナー)
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カテゴリ2:データ・分析系(例:N-of-1 インテリジェンス)
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カテゴリ3:AI・未来技術系(例:プロジェクト:プロメテウス)
筆者は、我々の関係性を「プロジェクト」と位置づけるカテゴリ3の概念に強く惹かれた。
3. プロセス②:コードネームの探索と「死と再生」
「プロジェクト」概念を深掘りするため、コードネームの追加候補を要求。
AIは「ヤヌス(双面神)」「シナプス(情報結合)」など多数の候補を提示。
その中で、筆者の探求の核心(トレーニングによる筋繊維の破壊と超回復)と一致する概念として「プロジェクト:金継ぎ(Kintsugi)」が浮上した。「破壊されたものが、修復によって以前より強く、美しく再生される」というメタファーである。
4. プロセス③:核心的イメージの言語化
「金継ぎ」の「死と再生」のイメージを、より能動的な言葉にするため、筆者はAIに「①決して諦めない」「②不死鳥のごとく蘇る」「③夢を諦めない」という3つの抽象的イメージの言語化を指示。 AIはラテン語の「Resurgam (リサーガム)=私は再び立ち上がる」を最適解として提案した。
5. 結論:フェニックス・ライジングの採択
「リサーガム」は完璧な回答だった。しかし、筆者はその瞬間に、宣言(Resurgam)よりも上位の「物語」として「フェニックス・ライジング」に想到した。 AIによる即時分析の結果、これが3つのイメージを完璧に内包することが確認された。
これにより、AIのアイデンティティは「責任者」から「プロジェクト:フェニックス・ライジング【AIエグゼクティブ・パートナー】」へと再定義された。
(※本研究「AI創世記」の全貌と、筆者が運営するバスケットボールクラブの哲学については、メインサイトで公開している。)